講師を増やしたら連絡と記録が回らない問題(招待・担当・権限で分ける)
一人で回していた教室に二人目の先生が入ると、生徒や保護者の連絡先はまだ最初の先生だけが持っていて記録もその先生のノートか頭の中にあります。新しい先生は「この子のことは誰に聞けばいいか」を毎回先輩先生に聞き、先輩先生は仲介役になって一人のときより忙しくなります。
この記事は先生が増えたときに連絡や記録のどういった点で困るのかと、T-Recsではそれをどのように解決するのかを書きます。
最初に答えを申し上げると、T-Recsでは招待・担当・権限を分けて管理することで必要な情報を必要な人にだけ渡す仕組みを提供します。詳細は後ほど。
公開 2026-10-07
困りごと: 窓口はまとめ役の先生に集中し、記録は担当の先生が独占する
生徒や保護者はまとめ役の先生に連絡し、その先生が担当の先生に転送します。先生は自分のノートや個人のLINE に記録を持ち、辞めるときにそれごと持って出ます。
どの先生が何をしてよいかも決まっていないので月謝の話を担当の先生が受けたり、先生が知らない家庭の事情から来る配慮事項を生徒や保護者から聞かれたりします。
いまどうしているか
先生用のグループLINE、まとめ役の先生と各先生の個人LINE、共有の表計算。連絡の経路が増えるほど、「誰が知っていて誰が知らないか」をまとめ役の先生が把握することになります。
T-Recsだとどうなるか
先生はオーナーが発行した招待から申請し、オーナーが承認して参加します。承認前に担当を決めていなければ、承認した時点で全生徒が担当になります。
担当はオーナーが講師ごとに生徒を絞れます。今日のレッスン生・授業報告書・名簿は担当している生徒の分だけ、連絡帳は担当している生徒の家庭の分だけが見えます。教室全員のチャットは担当に関わらず見えます。
講師ができることと、オーナーだけができることが分かれています。講師はお知らせを出す、連絡帳に返事を書く、今日のレッスン生を見る、担当している生徒の授業報告書を書く、教室Wikiを編集する、予定とシフト希望を出す、緊急連絡を送る、といったことができます。講師の招待・承認・停止・担当の設定、授業枠の作成・調整、授業枠への講師の割当、入会申請の承認、集金、収益分析、退会予兆、教室の設定はオーナーだけです。
先生が辞めるときはオーナーがその先生のアクセスを停止します。停止中は教室の中が見えませんが、あとで再開もできます。その先生が書いた連絡帳の返事・授業報告書・チャット・お知らせは教室に残ります(その先生がT-Recsのアカウントごと削除した場合は、チャットと連絡帳の返事は消えます)。
利用料は生徒の人数を基準にしていて、先生の人数では変わりません。生徒人数による利用料については比較・料金のページをご参照ください。
向かない場合・前提
はじめの設定では、連絡帳に投稿があったという通知は、オーナーとその家庭の担当の先生にメールで送られます。
生徒や保護者は担当の先生が読む前提で欠席や体調のことを書くので、担当外の先生には届かないことを標準としています。他の先生にもフォローしてほしい場合は、オーナーの設定項目で先生全員に送るようにすることもできます(その場合も、本文を開けるのはオーナーと担当の先生だけです)。
先生への通知とオーナーへの通知は別で制御できるので、連絡帳の通知を先生全員に送るがオーナーだけは通知されないということも、担当の先生だけに送りオーナーには全て送るということもできます。ただし、担当の先生だけに送る設定でオーナーが誰も受け取らないようにすると、担当の先生がいない家庭の投稿は誰にも通知されません。
先生の勤怠や給与の計算はありません。シフト希望は出られる日時の申告で、勤怠の記録ではありません。
先生同士や先生と生徒・保護者のDMは二人だけのもので、オーナーも読めません(通報があったときだけ、T-Recsの運営が内容を確認することがあります)。教室として残したい連絡は、教室のチャットと連絡帳で行います。
なぜ、担当のデフォルトを「全生徒」にしているか
先生が二人の教室では、どちらの先生も全員の生徒を見るという状態になりがちです。担当を絞るのは、先生が増えて「この家庭のことはこの先生」と決めたくなってからということも少なくありません。デフォルトの範囲を広くしておくことで招待した日から先生が困らず、絞る判断はオーナーの手に残しています。